雨の表記は意外と多い?表記の違いについて詳しく説明

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雨の表記は意外と多い?表記の違いについて詳しく説明

私たちの生活において、雨はとても重要なものであり、雨に関する情報を見聞きすることは多いと思います。テレビやインターネット上でも雨の予報はされていますが、それぞれの媒体により、雨の表記が異なることって多いですよね?そもそも雨に関する記号や表記についてわからない人も多いと思います。今回は雨に関する記号や表記にはどのようなものがあるのか、それぞれがどういうものかを教えたいと思います。

 

雨に関する記号とは

テレビやインターネットの天気予報において、天気記号を用いることにより、その日の天気を知ることができるでしょう。天気記号において、雨の記号には様々な記号があり、それぞれ雨の強さが違うものになります。「雨」は開いた傘、閉じた傘、雨、傘と雨の組み合わせが雨の記号として用いられます。 「小雨」を閉じた傘記号、「通常の雨」を開いた傘記号で区別することもあり、 「雷雨」を雷と雲と雨の組み合わせにすることもあります。雨の記号を知っておくことにより、事前に雨の対策もできるでしょう。

 

雨に関する表記とは

テレビやインターネットで気軽に雨の予報が分かるようになりました。それと同時に、様々な雨に関する表記を見かけるようになったと思います。雨には「mm」、「mm/h」や「ph」といった表記があり、表記によってそれぞれ意味は異なります。雨に関する表記において、「mm」、「mm/h」や「ph」にはどのような意味があるのでしょうか。雨に関する表記について、色々教えたいと思います。

 

・雨に関する「mm」について

日本は1年間のうちに、何回か雨が長く強く降る時期が必ずあります。そのような時期に強い雨がふると、天気予報で「1時間に〇〇mmの雨が降りました」「今後の予想降水量は24時間で多い所で□□mm」という風なフレーズをよく聞きますよね。雨に関する表記「mm」は降水量であり、雨以外にも雹やあられ、雪などもすべて含めたものの体積をすべて水換算して、単位面積で割った値です。降水量は気象庁の雨量計やアメダスなどで観測されています。日常における降水量は1時間あたりの数字で表され、降水量1mmは、1m×1mの箱に1時間に深さ1.0mm~1.9mmの水が貯まる量です。

 

・雨に関する「mm/h」について

降水量に対し、下水道の雨水対策等に用いる言葉として降雨強度というものがあります。降雨強度とは、ある一定時間に降った雨が1時間降り続いたとして換算したもので、単位はmm/hです。降雨強度は瞬間的な雨の強さを1時間あたりに換算した雨量であり、1分間の雨量を1時間あたりに換算するのが基本となります。例えば、1分間に2.5mmの雨が降ったときは、2.5mm×60min=150mm/hとなります。降雨強度は降水量と同じように捉えられがちですが、瞬間的な降雨の面で異なります。現在降っている雨がこのまま降り続けた場合、1時間降り続いた場合に相当する雨量で表します。

 

・雨に関する「mm/hr」について

降水量は、雨粒の大きさによっても大きく影響しますので、雨粒を知ることは重要だといえるでしょう。大きい雨粒を球形にすると、雨粒の大きさは球の半径として、0.1mm~3.0mmまでとなります。雨の強さと雨粒の大きさはどのような関係があるのでしょうか。単位体積(1Lもしくは1㎥)の空気中に、任意の雨粒(半径もしくは直径)が何個あるかを表現したものを雨粒の粒径分布といい、単位はmm/hrです。雨粒の粒径分布として、雨粒の数は直径が大きくなるにつれて減り、雨が強くなるにつれて、大きい雨粒の割合が増えるといった特徴を持っています。すべての雨に同様のことが言えるわけではありませんが、雨粒の大きさと雨の強さの関係を確認することができるでしょう。

 

・雨に関する「ph」について

環境問題において、酸性雨という言葉をよく耳にすると思います。酸性雨は「ph」という値で数値化され、酸性度が強いほどphは低くなります。純粋のphは7.0で中性ですが、大気中の二酸化炭素が十分溶け込んだ場合のphが5.6であり、ph5.6が酸性雨の一つの目安となります。酸性雨の原因は、化石燃料の燃焼(人為起源)や火山活動(自然起源)などにより放出される二酸化硫黄や窒素酸化物となります。これらの成分は、雲となる空気中で光化学反応などの化学変化を起こし、硫酸や硝酸となって降水に溶け込み、酸性雨となります。酸性雨は環境問題の重要なテーマでもあるので、雨におけるphには注目したい内容だといえるでしょう。

 

まとめ

日常生活における雨には、様々な記号や表記が存在します。それぞれに異なる意味を持っており、その意味を理解しておくことにより、私たちの行動も変わるでしょう。その日の降水量(mm)や降水強度(mm/h)を把握することにより、洗濯するかどうかも変わるでしょうし、雨のphを知ることで、外出をするかどうかも決まるのではないでしょうか。テレビやインターネットの天気予報において、雨に関する表記を見かける場面は多く、それぞれの意味を知ることで雨の見方も変わると思います。

 

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