恋と愛の違いとは?|それぞれの定義も解説

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男女問わず、恋愛に関する話は特に盛り上がってしまうものです。

テレビのバラエティ番組では、

  • 「今、彼女(彼氏)がいるけど、
    結婚する人は別かな。」
  • 「恋愛ってそもそも何?
    恋愛の仕方が分からない。」

といった個々の恋愛観が話題に取り上げられることも少なくありません。

恋愛とは、周りの人へのアドバイスが出来ても、自分に降りかかるとよく分からなくなってしまうものです。

「恋」と「愛」。

似たような言葉ですが、全く同じ意味というわけではありません。

そこで、この記事では「恋」と「愛」の違いについて解説していきます。

恋の定義

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恋とは、特定の人に強く惹かれ、切ないまでに思いを寄せること、その気持ちのことを指します。

恋に落ちる、恋焦がれる、という言葉は、相手のことを愛おしく思っている時に使います。

そんなときには自分と同じくらい、またそれ以上に相手にも自分のことを考えて欲しい、と望んでしまうもの。

その欲求が達成されなかった時に、切なく、つらい気持ちになってしまいます。

つまり、恋とは一見相手に与えているように見えて、実は相手が自分へ与えてくれている感情のことを表しているのです。

愛の定義

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愛とは、特定の人を愛しいと思い、お互いに相手を慕う情のことを指します。

また、家族や友人・ペットや観葉植物を大切にする気持ちも愛と言えます。

その愛は、芸能人やスポーツ選手、母校での思い出が対象になる方もいるでしょう。

このように愛の対象は幅広く、その対象を愛おしく思う気持ちのことを言います。

与えてもらう感情ではなく、相手に与える感情、まさに無償の愛ですね。

愛とは、見返りを求めたり、期待するものではなく、相手に対して何も望まないこととも言い換えることが出来ます。

恋と愛の違い

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恋と愛の定義を比較すると、「恋」よりも「愛」のほうが意味が広く、深いものと言えます。

では、具体的にどう違うのかについて、

  • 恋は受け取るもの、愛は与えるもの
  • 刺激的なのは恋、心地良いのは愛
  • 今楽しむのが恋、将来を見据えるのが愛

を解説していきます。

1.恋は受け取るもの、愛は与えるもの

恋とは自分が受け取るもの、愛とは自分が与えるものだと言えます。

恋とは、本能的・瞬間的に生み出されます。

  • 「〇〇さんと付き合いたい」
  • 「キスして欲しい」
  • 「愛されたい」

など、与えられることが喜びに繋がって、恋心が加速していくわけです。

その為、その欲求が満たされず、切ない気持ちだけが大きくなってしまったときには、恋が恋のままで終わってしまうことも少なくないのです。

反対に愛とは、思いやりや愛着など、本能ではなく人間的な感情や心情から築くものと言えます。

相手が存在しているだけで幸せに感じ、自分が相手にしてあげたいという思いが自然と愛情を育てていくことに繋がります。

2.刺激的なのは恋、心地良いのは愛

恋には独特のドキドキ感ときめきがあります。

相手からも好意を持ってもらえるように、時には自分が相手に合わせる努力も必要でしょう。

ただ、その上で恋が必ず叶う保証もないことから、多かれ少なかれ不安も付きものです。

それに対して、愛はどうでしょうか。

恋が愛へ発展している頃には、お互いが自然体で一緒に過ごせる心地良い関係になっていると言えます。

相手に対する気持ちではなく、相手に思いやりの気持ちを抱いている自分のことが好きかどうか考えてみましょう。

愛には大きな安心感安定があると言えます。

何もしなくても相手のことを思いやれる、そんな関係になった時、きっとその人はあなたの人生のパートナーになっているのではないでしょうか。

3.今楽しむのが恋、将来を見据えるのが愛

長い時間をかけて育てていく愛情に比べ、恋は一時的なものに過ぎないケースもしばしば。

若い頃、

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  • 今が楽しければ良い
  • 何事も経験

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と、恋人を取っ替え引っ替えしていた人は、「恋」を存分に楽しんでいたといえます。

割り切って青春を謳歌し、軽い気持ちで楽しめるのも恋の魅力の一つです。

「今彼女(彼氏)がいるけど、結婚する人は別」という意見は、この考えがベースにあるのかもしれませんね。

長い時間をかけて恋心を愛情に変化させていくことは、同時に将来を見据えることにも繋がります。 

お互いに、相手に尽くすその気持ちの根底に思いやりがあるかどうかで、お互いの愛情の有無が見えてくるでしょう。

また、「恋人のような夫婦」というのは、「与え・与えられる関係」、つまり、愛情が芽生えてからも恋心が継続している関係のことを言います。

そんな関係になれると、愛情も長続きすることでしょう。

まとめ

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恋と愛の違いについて、いかがだったでしょうか。

恋愛という言葉は「恋」が先で「愛」が後に来ます。

これは、恋が育つと愛になることから、「恋愛」と呼ぶのではないでしょうか。

恋が恋だけで終わってしまったとしても決して無駄なことではありません。

その経験が、次のステップに繋がると言えます。

また、小さな恋心も、大切に、ゆっくりと時間をかけて愛情に変化していくことで、あなたの幸せな未来が待っていることでしょう。

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