雨の日のお出かけは、おっくうなものですよね。
特に、小さな子どもがいると、傘をうまくさせなかったりするので、かえって濡れてしまいます。
そんなときに、おすすめとなるのが子ども用のレインコートです。
最近のレインコートは、性能に優れているだけでなく、デザインもかわいらしく進化しています。
今回は、子ども用レインコートの選び方と、男女別のおすすめをご紹介します。
レインコートの選び方
レインコートを選ぶ際に確認するのは、以下の5つのポイントです。
- 機能性
- デザイン
- サイズ
- 素材
- 用途
それぞれの選び方のポイントについて、詳しく説明します。
選び方①:機能性で選ぶ
レインコートの機能として、押さえておくポイントは以下の通りです。
- 防水性
- 通気性
- 安全性
- 携帯性
1.防水性
レインコートの防水性は、大きく2つのタイプがあります。
撥水加工と防水加工です。
短期間着用して室内に戻る予定であれば、撥水加工されているものがよいでしょう。
文字通り、水をしっかりと弾いてくれるので、すぐに乾きます。
また、生地が比較的薄くなっているので、収納するときに折りたたみやすいのもポイントです。
しかし、徐々に撥水性は低下していきます。
長い間レインコートを着るのであれば、防水加工されたものを選びましょう。
生地の表面に撥水加工を施しているほか、水を通しにくい防水コーティングもしているので、雨に強いです。
生地によっては、通気性に問題があるのがデメリットです。
2.通気性
通気性が悪いと何が問題なのかというと、着心地が悪くなります。
レインコートは蒸れやすいので、汗をたくさんかきやすいです。
すると、子どもは着心地が悪くなって、すぐにレインコートを脱ぎたがってしまいます。
一度経験すると、次の機会に着たがらなくなるので、通気性は大事なのです。
通気性のよいレインコートは、透湿性という服の中の湿気を通す機能に優れています。
レインコートの蒸れが気になる方は、透湿性のよいものを選びましょう。
3.安全性
また、子どもにレインコートを着せる際には、安全性も気になりますよね。
基本的に、雨の日に着用するものなので、視認性が悪いものであると危険です。
雨の日は、レインコートのフードを深くかぶるので、前が見えなくなります。
フードの一部が透明窓になっているものであれば、視界をしっかり確保できますよ。
反射テープがついていると、暗い夜道でも安心ですね。
4.携帯性
そのほか、収納ケースがついているなど、携帯性が確保されているのも便利です。
お出かけの途中で雨に降られても、対応しやすくなります。
選び方②:デザインで選ぶ
レインコートのデザインにこだわると、雨の日が楽しみになります。
最近のレインコートは、地味なデザインだけでなく、様々な凝ったデザインが作られています。
かわいらしいものから、おしゃれなデザインまでバリエーションが豊かです。
お子さんの好きなデザインであれば、雨の日でも進んで着てくれますよ。
選び方③:サイズで選ぶ
レインコートは、四季を問わず着るものなので、厚手の服の上からでも着られるサイズを選びましょう。
通学等で使用する場合には、ランドセルを背負っていても問題ないかという点も、大切です。
また、傘や長靴と併用するかによって、サイズ感が変わります。
大きすぎると歩きにくくなってしまいますので、子どもの身長に合わせて選びましょう。
裾や袖の絞りでサイズ調整が可能であるものであれば、ワンサイズ大きくても着れて、便利です。
選び方④:素材で選ぶ
レインコートの素材は、いろいろなタイプがありますが、代表的なものをご紹介します。
- ビニール
- ナイロン・ポリエステル
- ゴアテックスなどの防水透湿素材
PVCなどといった、ビニール製のレインコートは、防水性に優れているのが特徴です。
しかし、重たいうえに、透湿性が悪いので、着心地はあまりよくありません。
対して、ナイロンやポリエステルは、軽くて動きやすい特徴を持っています。
その代わり、経年劣化によって、防水性や撥水性が落ちてしまいます。
そして、防水透湿素材は、
- 防水性
- 透湿性
- 撥水性
に優れた万能素材です。
アメリカのゴアテックスが有名ですが、現在では様々なメーカーから、オリジナルの製品が作られています。
機能性は高いのですが、相応に値段も張ってしまうのがネックです。
レインコートを使う頻度や、求める性能・値段を考慮した上で、子どもに合っているものを選びましょう。
選び方⑤:用途で選ぶ
レインコートには、様々なタイプがありますので、使用する用途や年齢に合わせて選ぶのも大切です。
子ども用のレインコートのタイプには、大きく分けて4つがあります。
- ロンパースタイプ
- オーソドックスタイプ(コートタイプ)
- ポンチョタイプ
- セパレートタイプ
1.ロンパースタイプ
ロンパースタイプとは、一枚で手足を完全に覆えるタイプです。
子どもが勝手に脱いでしまう心配はないものの、着脱に時間がかかります。
そのため、0~2歳くらいで、遊びたがりな小さなお子さん向けとなります。
2.オーソドックスタイプ
オーソドックスタイプは、傘を持つようになった子どもにおすすめです。
コートのように着られるので、着脱が容易なうえ、腕も自由に使えます。
サイズも豊富で、丈の長いものであれば、足元もカバー可能です。
3.ポンチョタイプ
ポンチョタイプは、ベビーカーやだっこでの移動が多い、小さなお子さんにおすすめのタイプとなります。
脱ぎ気が楽なので、着せる際にお母さんの負担になりません。
また、デザインにかわいらしいものが多いのもポイントですね。
しかし、形状的にどうしても足元が濡れやすいので、だっこやベビーカー等での移動がメインになります。
4.セパレートタイプ
セパレートタイプは、雨の日の通園・通学や外で遊ぶときに、とても便利なタイプです。
上着とパンツで上下に分かれているので、雨に濡れにくいデザインとなっています。
雨の日の通園・通学時でも濡れにくいうえ、遊んでもびしょびしょになりません。
また、上着のように上下に着るので、防寒にもなります。
おすすめの男の子向けレインコート5選
では、ここからはおすすめのレインコートを、いくつかご紹介します。
男の子向けと女の子向けに分けてご紹介しますので、参考にしてください。
まずは、男の子向けのレインコートを5つ、ご紹介します。
[ザジーザップス]キッズ
かわいらしいデザインが特徴的な、オーソドックスタイプのレインコートです。
恐竜やイルカといった、男の子が好きな動物がたくさん描かれているデザインが、用意されています。
透明窓やリフレクターもついているので、安全性もばっちりです。
収納袋もついているので、持ち運びやすくなっています。
[コドモビームス] レインコート
こどもたちの豊かな感性や想像力を伸ばすきっかけを提案する、コドモビームスのレインコートです。
フードと袖はゴム入りなので、雨が入りこむ心配はありません。
また、背中にタブボタン付きのボックスプリーツがあるのも特徴です。
それにより、ランドセルを背負ったままでも、スマートに着ることができますよ。
デザインは、コート全体に星がちりばめられており、中にはブランドロゴも潜んでいます。
おしゃれなデザインなので、雨の日も楽しくなりますね。
SUAIARTCOLE レインコート 子供用
おしゃれな迷彩柄と、シンプルな無地のデザインがある、上下セパレートタイプのレインコートです。
フードには透明窓がついているほか、反射テープもあるので、安全性にも配慮されています。
裾口と袖にはゴムが入っており、雨が入らないほか、防風や耐寒の効果もあります。
収納バッグもついていますので、学校のイベントに持ち込むことも可能です。
新品は、ビニール臭がするので、気になる場合は天日干しや洗濯をしましょう。
アスティ プーマ ランドセルレインコート
人気スポーツブランドのプーマから発売された、オーソドックスタイプのレインコートです。
スタイリッシュでかっこいいデザインなので、男の子にはぴったりですね。
背中にある幅だしバンドをずらすことで、ランドセルの上からでも、着用できます。
また、通気口がついているので、着ていても蒸れにくいです。
合わせ部分はチャックになっているので、風にあおられる心配もありません。
反射テープもついていて、安全性もばっちり。
さらに、収納袋もついているので、持ち運ぶこともできます。
小川(Ogawa) キッズレインコート CONVERSE コンバース
名古屋の老舗傘メーカーが手掛けた、オーソドックスタイプのレインコートです。
デザインは迷彩柄で、胸元についているCONVERSEのワンポイントロゴが、おしゃれですね。
背中には、ランドセルの上からでも着られるように、調整タックがついています。
さらに特徴的なポイントとして、レインコートの右側にチャックがついているのです。
これにより、洋服のポケットに手が届くようになっています。
また、袖口は二重となっていて、内側はゴム入りで雨の侵入を防ぎます。
透明窓と反射テープもついているので、安全性もしっかり確保。
収納袋もついていて、持ち運びもしやすいです。
おすすめの女の子向けレインコート5選
続いて、女の子におすすめなレインコートをご紹介します。
同じように5つご紹介しますので、気になるデザインがないか、チェックしてみてください。
DAWNTUNG レインコート
空や宇宙をイメージしたかわいらしいデザインの、オーソドックスタイプのレインコートです。
イエローやピンクといった、元気いっぱいなカラーで、雨の日も楽しくなりますよ。
ランドセルを背負ったままでも着られるように、背中にサックも付いています。
袖口はゴム入りで、雨の侵入を防ぐほか、少し大きくても袖を折らずに着ることが可能です。
また、前が見えやすいように、フードの一部が透明となっていて、視界を広く確保できます。
コンパクトに携帯できるので、普段づかいはもちろん、旅行などにも持っていくこともできます。
Freesmily レインコート キッズ
デザインのバリエーション豊かな、ポンチョ型のレインコートです。
およそ19種類もの、かわいらしいデザインが用意されているので、選ぶのも楽しいですね。
雨を弾く撥水加工もされているので、ちょっとしたお出かけに最適です。
携帯袋もついているので、急な雨でも安心して外出できます。
[アリサナ]arisana レインコート キッズ
ガーリーなデザインを多く手掛けている、arisanaのレインコートです。
arisanaならではのパステルカラーとリボンのデザインには、女の子らしいかわいさが詰め込まれています。
さらに、背中にはハート形のリフレクターがついていて、安全性とかわいらしさを両立。
脇下には通気口があるので、蒸れにくく快適な着心地です。
また、フードと袖口にはゴムが入っているので、ぴったりとフィットして雨を防いでくれます。
TONGMO レインコート キッズ
シンプルながらもポップなカラーでかわいらしい、オーソドックスタイプのレインコートです。
背中部分には、かわいいキャラクターがデザインされているほか、マチがついていてランドセルを背負ったまま着られます。
また、一部分が反射加工されているので、夜道も安心です。
フードには透明窓がついていて、視認性も確保されています。
さらに、ポケットがついているため、ちょっとした小物も入れられて便利です。
【Smart-Bear】T010 レインコート
妖精の羽のようなデザインが印象的な、かわいらしいレインコートです。
色合いとデザインがとてもかわいらしいので、小さな女の子には、ぴったりですね。
縫い目には、雨がしみこまないように防水加工が施されています。
また、合わせの部分は、チャックとボタンの二重になっていて、雨風が入りません。
薄手の生地なので、動きやすくて、乾くのも早いです。
まとめ
以上、子ども用レインコートの選び方と、おすすめをご紹介しました。
おすすめを紹介したところで、もう一度選び方を振り返ってみましょう。
レインコートの選び方のポイントは、以下の5つとなります。
- 機能性
- デザイン
- サイズ
- 素材
- 用途
レインコートは、使う頻度や用途に合わせて、選ぶとよいでしょう。
通園・通学に使うのであれば、防水性に優れ、安全性を確保されているものがおすすめです。
また、旅行などに持ち込むのであれば、携帯しやすく、簡単に着られるレインコートが便利ですよね。
そのほか、お子さんが気に入るデザインで選ぶのも、おすすめです。
今回の記事で、雨の日を楽しく、快適に過ごせるレインコートを見つけてみてください。
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